ファクタリングの種類について

ファクタリングは売掛債権を期日前に現金化する方法であり、一時的にキャッシュフローが悪化した際などに用いられる手段です。このファクタリングですが、大きく分けて4つの種類があります。

ファクタリングの種類

ファクタリングの種類 対象となる債権 引受方法 取引形態 売掛債務企業の合意 資金調達期間
一括ファクタリング 売上債権(売掛金・受取手形) 買取 二者間 不要 最短即日
三者間 必要 三者間での締結完了後
医療報酬債権ファクタリング 医療報酬債権(国保・社保) 買取 三者間 不要 支払団体への通達完了後
保証ファクタリング 売上債権(売掛金・受取手形) 保証 二者間 不要 支払い不能発生時(倒産等)
国際ファクタリング 輸出債権 買取 三者間 必要 支払代金回収後

1つずつ、簡単に説明していきます。

① 一括ファクタリング

一括ファクタリングとは、売掛金などの売掛債権を活用し、その債権の早期現金化を目指す方法です。いわゆる、ファクタリングと呼ばれるモノの多くはこれに当たります。一括ファクタリングには2者と3者があり、これはファクタリングに誰が関わっているかによって異なります。2者の場合は、ファクタリングを申し込む企業とファクタリング会社、3者の場合はこれに売掛債務を持っている企業が関係してくるという具合です。2者の場合は売掛債務を持っている企業の承認は必要ありませんが、3者の場合は必要になります。ここが大きな違いといえるでしょう。

② 医療報酬債権ファクタリング

医療報酬ファクタリングとは医療機関の行うファクタリングです。ここにおける医療機関が持つ売掛金とは国民保険や社会保険に対して請求する債権を指します。この債権をファクタリング会社が活用して現金化するというものになります。基本的には3社ファクタリングとほとんど変わりません。また国民保険や社会保険の事務所からの同意や承認が必要ない場合も多いです。

③ 保証ファクタリング

保証ファクタリングとは所謂保険的な仕組みで、売上債権などの金額を保証するというものです。売上債務などを持っている企業が資金ショートや倒産などで支払い不能状態に陥った時に、売上債権を持っている企業にファクタリング会社が現金を支払うとおいうものです。

④ 国際ファクタリング

国際ファクタリングとは海外の取引を活用したファクタリングを指します。債権の種類が輸出債権となっていることが、一括ファクタリングと国際ファクタリングの違いといえるでしょう。一種の売掛金回収代行業とも言えるかもしれません。

4種類のファクタリングのうち一般企業が出来るのは2種類。

4種類のファクタリング手法を確認してきました。このうち、一般的な企業が活用できるのは一括ファクタリングと保証ファクタリングです。そして、柔軟に現金を手に入れる手法としては一括ファクタリングが一般的であるということになります。ファクタリングは売上債権の譲渡・売買によって行われ、その際に手数料などがかかります。つまり、実質的には手形の割引に近いものだと考えてください。売掛金の金額そのまますべてを回収できるわけではありません。そのため、恒常的なファクタリングの利用は、中長期的には売り上げの縮小、財務状況の悪化をもたらします。ファクタリングは突然の大型発注で資材の購入が間に合わない時や、季節的な需要の変化による一時的なキャッシュフローの改善のためなどに活用すべき手法なのです。しかし、そうした一時的なキャッシュの問題には優れた解決法として活用できます。ぜひ、ファクタリングという手法に目を向け、より経営が安定するように舵を切れることを願っています。


2019年版!優良ファクタリングTOP10

2017年から増え続けるファクタリング会社、中には必要以上に手数料を取る会社も増えてきています、そこでお得にファクタリングを利用する為の優良なファクタリング会社をランキング形式で紹介したいと思います。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です